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航空機は渦で飛ぶ

見たこと、思ったこと、気になったこと。

人間はAIに勝てない。

当たり前だけどね。
ディープラーニングが出てきてからはほんとに。

将棋や囲碁でAI対人間でやっているけれど、人が勝てるはずがない。
AIは休みなく対局を続け、過去の棋譜を再現し続ける。
人間は生き物で、寝なくちゃいけないし、おなかも空く。
人間の脳は、将棋を指すためだけの脳ではないのだ。
こなした数がものを言う類のものでは人間はAIに勝てないし、勝つ必要もない。
人間の代わりに人間には不可能なことをやらせるためのコンピュータなのだから。
人間が一生をかけても終わらないナビエ・ストークス方程式の計算を力技で解かせるためにスーパコンピュータは作られたのだから。

電脳戦は、義足の人とそうでない人を一緒にして短距離走をさせているようなものなのだ。普通に考えて、義足でない人に勝ち目はない。
義足は、目的に合わせて最適化されているのだから当然だ。
どうしても一緒にやらせたければ、義足の性能を生身の人間の足の性能に合わせて制限する必要がある。何を基準にするのかを考えても、現実的ではない。
義足の人に対する差別ではなく、条件を合わせるための区別である。
柔道やボクシングが体重で階級分けされているのと同じだ。

ついでに、AIがいくら進化しても、AIが人類を滅ぼすことはないだろうと私は思う。
プログラミングなどをやってみたことのある人はわかると思うが、コンピュータは正確な指示をしないと動かない。
コンピュータを相手にしていると、「ちょっと間違えたんだよ!うまく読めよ!」と思うことも多い。
いくらディープラーニングがあっても、誰かが「最も効率的な方法で人類を滅ぼす」という目的をAIに提示しない限り、AIはそんなことは考えない。
人間を滅ぼすのは、多分人間だ。