航空機は渦で飛ぶ

見たこと、思ったこと、気になったこと。

仕事は小事

「忙しいんだから休むなよ」という雰囲気を感じるほど取りたくなる有休。
露骨に嫌な顔をされたけれどねじ込んだ。
私がいないと困るのではなく、「俺は休みたくても休めないのに、ずるい」という嫌な顔である。私の知ったことではない。

企業って変なところだ。
いい大人が、小学生みたいなことをしているし、
役職がついている人はやたらエラそう。普通のおじさんなのに。
そのじじさま方の形成する「常識」では、
申請なしで会社が許す最大時間の残業は当たり前。
偉い人たちも残業しているのだから、当然だろう。
若いんだから、がんばれ。
毎日午前様じゃないだけ、まだまだ。
定時退社なんて、何か予定があるの?

何でそんなに必死で仕事をしなければならないのだろうか。
仕事ってそんなに大事だろうか。
自分の体を、健康を、犠牲にしてまでするようなことだろうか。
納期に遅れたからなんだというのだろう。
毎日残業しても終わらないような期日を決めてくるほうがおかしいのでは?
そして、納期に遅れて困るのは、無理な期日を決めてきた人達なのだから、
実動部隊がそこまで気にかけてやる必要は無いのでは?
(ある程度は必要でも。)


そもそも、
「給料分働け」という言葉を聞くけれど、
「時間分払え」と返されたらどうするのだろう。
時間の積み重ねが寿命なのだから、時間の対価は命の対価だ。
一時間数千円では、(まして数百円では、)到底釣り合わない。
幾らお金を払っても、寿命は延びない。
そして、相対的に時間の価値は選択の余地のある若い頃ほど高い。
そう考えると、「若いのだから残業しろ」はひどい。
体力の話をしているのは分かっているが、
この言葉を聞いたとき、すごく嫌な気分だった。

お金が欲しくて、好きで残業する人もいるらしいが、
逆に、給料は半分でいいから毎日午前中で返してほしい人間だっている。

加えて、帰属意識というのがわからない。
誰もが自分の職場が大好きで、すべてを捧げて仕事をしているのが前提なんて、
気持ち悪い。

……会社員に向いていない自覚は、ある。さすがに。